・ 電子ボードジュニア
1970年頃発売。980円（発売当時）
製品名にSRの表記はないがSRシリーズのエントリー向け廉価版である。基板1枚にトランジスタ1石、トランス、250ｋΩ抵抗の合計3個の素子入ブロックと電池ブロック、配線用リード板数個、イヤホン、電鍵、３ｍコード、中継素子というミニマムな構成である。
拡張性に富むSRシリーズであるが裏を返せばダウングレードも容易ということである。
モールス練習機など3種類の発振回路の実験が出来る。
回路集代わりのB4サイズ説明書にこのセットで実験可能な3回路のレイアウト図が掲載されている。
裏面には『Aパーツ』（600円）を買い足した際のラジオ回路等3種類のレイアウト図が掲載されている。
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更に『Bパーツ』（600円）を買い足すことによりSR-1A相当になり16回路の実験が可能となる。しかもBパーツにはマイクも含まれるためSR-1Aではパーツ追加しないと出来なかったアンプ回路の実験が可能になる。
次に『Cパーツ』（640円）を追加することによりSR-2A相当の30回路の実験が可能となる。
、『Cパーツ』にはマイクが含まれていないので、SR-1AからＳＲ－２Ａへグレードアップする『SR-1A・2A追加パーツ』とは構成が異なっていることに注意されたい。
つまり電子ボードジュニアとSR-1Aのどちらを起点にするかでSR-2Aへグレードアップするルートが異なることになる。
学研提携後は電子ボードジュニアはラインナップから消えたため同時にA～Cパーツも廃版となった。
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