・ FX-マイコン R165
1981年発売。14500円
マイコン・ユニットを中心にしたセットである。
基礎電子回路の実験が65種利のほかに10種類のプログラム実験が可能である。R-165は両者の実験数を合わせたものから。
本体左上のユニットケースにはCdSユニットがセットされている。
マイコン・ユニットは5×8の40ブロック分サイズでカスタムの4ビットマイコンが仕込まれている。
各種レジスタや内部メモリにコマンドを入力するボタンと7セグLEDでコマンドとアドレスを表示する。
ビープ機能もあり、入力時のクリック音やプログラムによるサウンドコントロールが可能である。
内部メモリーのバックアップ機能はないので電源を切ると再度プログラムを入力しなおさなければならない。
マイコン・ユニットのサウンド出力を本体のアンプ入力に接続する2ブロックを配置するだけで組み立ては完了し、あとはプログラム入力するのみなので電子ブロックのコンセプトから離れてしまったのが残念ではある。
外部とのインターフェースはLED表示とサウンド出力のみなのでプログラム実験で出来る範囲はかなり限られてくる。当時の1ボードマイコンと比べてもやや物足らない仕様であった。
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