写真は当時のカタログ画像をデジタル加工で鮮明化したもの。
・ DR-7 2018.1.1更新
1965年発売。9,800円。
写真は当時のカタログ画像をデジタル加工で鮮明化したもの。
栄えある電子ブロック第一号の製品。
7石～3石スーパーラジオ、インターホン、モールス練習機など実用22回路の実験ができる。
下の写真は7石スーパーラジオを組んだ状態。
本体を中央で折りたたみ携帯用ケースになる。前面には大型スピーカが組込まれている。
上面にはインターホン親子切替えスイッチボタン、トランシーバ送受信切替スイッチボタンを通す穴がある。
（トランシーバはDeluxe版のみで実験可能な回路）
ブロックの配置スペースはは縦4列と後の製品に比べ狭いが、一番下側一列の接点板はグランドラインとして導通、上側一列の接点板は電源（マイナス）ラインとして導通しているので少ないブロック数で回路の構成が可能である。
（左側下部にロッドアンテナが組込まれているが、実際はDeluxe版のみの付属物である）
ブロックを全て取外した状態のケース。右側にスピーカのヨーク部が見える。
左右のケースの接点板はヒンジ部をまたぐコイルスプリング内のリード線で結線されている。
可変抵抗ブロックは実際は内部に可変抵抗が入っておらずリード線で可変抵抗まで接続される延長ユニットである。
電子ブロックのエンブレムや銘板がはめ込まれた外観。
アンテナブロックが装着される位置にはトリマ調整用の穴が二つ設けられている。
付属品。
左から外部ユニットの接続ターミナル、イヤホン、マイク、アンテナ線、水位報知器用ハート型電極
ケース右端に装着されるVRブロック。
可変抵抗、インターホン親子切替スイッチ、電池スナップ、外部ユニット接続ケーブル用コネクタが内蔵されている。
外部ユニット接続用ケーブル。VRブロックのコネクタに差込まれる。
電鍵やインターホン子機等をターミナルを用いて接続する。
回路集はB4サイズの大判である。
ブロック配置図は実体版と不要回路部を省略した二種類が掲載されている。
製品の仕様などを解説した冊子が付属する
内部構造や各部寸法を記した図面などが掲載されている。
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