電子ブロック50周年に際し
電子ブロック機器製造株式会社
代表取締役社長
大鹿 正喜
電子玩具として産声をあげ、早５０年が経過しようとしています。
私自身も子どもの頃夢中になって遊んだ事が、その後の進路を決める上で、少なからず影響があったように、電子ブロックが日本の電子技術発展の一助になったと確信しています。
電子ブロックは過去の商品ではなく、現代においても、電子回路の基礎を手軽に学習するには最適なシステムであると確信しています。
正しくブロック配列出来なければ動かず、なぜ？を感じることができます。
僅かな手間でも自分で組み上げた回路から音や光が出ることによる達成感も得られます。
その感覚を無くさない為にも、次世代版電子ブロックを提供できる時がくることを願って改良を続けています。楽しみにお待ちください。
平成20年と23年には特許が取得でき、現在進行形で申請中の案件もあります。
現代の子ども達や若い技術者にも、電子部品の焼ける臭いや、音、光、熱、指先に触れる感触などを五感で感じ取り、電子回路の基本を押さえ、且つ新たなアイデアの源として楽しみを感じてもらいたいと願っています。